千葉銀行、エッジテクノロジーにTOB 1株841円

千葉銀行は6日、エッジテクノロジー(4268)を1株841円で公開買付(TOB)すると発表した。エッジテクノロジーは2022年2月にグロース市場に上場した銘柄である。エッジテクノロジーの特色は、 顧客の課題をAI導入で解決するAIソリューションを柱としている情報通信業の会社である。

エッジテクノロジーの最新の業績については、9月6日に発表した2025年4月期第1四半期の経常損益は0百万円であった。また同日発表された業績予想によると通期の経常損益は前回予想を据え置き、27.7%増益の120百万円を予想している。

6日終了時点の株価は537円(前日比+8)となっている。夜間PTSについてはストップ高となっております。

株価の値動きについては、エッジテクノロジーの出来高は少ない印象で、株価にスプレットがあるので急騰、急落には注意です。公開買付の期間は9日から10月23日までとなっており、買付予定数の下限は719万0600株。上限は設けない。買い付け代金は90億7000万円となっています。

千葉銀行の最新の業績について

千葉銀行の株価

(株たんサイトから引用)

直近の2024年3月期の決算では、千葉銀行は堅調に業績は推移しています。内容を深掘りして簡単にまとめてみました。

  • 業務粗利益:前期比126億円増の1,682億円で、2008年3月期以来16年ぶりに過去最高を更新しました。
  • 資金利益:国内の預貸金利息が39億円増加した一方で、投信解約益が61億円減少し、全体では37億円の減収となりました。
  • 役務取引等利益:法人ソリューションやキャッシュレスが牽引し、4期連続で過去最高を更新しました。
  • 債券関係損益:前年の外債売却損失計上の影響が剥落し、141億円の増収となりました。
  • 経費:人的資本投資や戦略的投資の実施により25億円増加しましたが、計画内であり、連結OHRは48%台と高い効率性を維持しました。
  • 当期純利益:連結の計画610億円に対して上振れて着地し、単体・連結ともに2期連続で過去最高を更新しました。

全体として、千葉銀行は効率的な運営を続けていることが伺えます。

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